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結婚式の準備ブログ

招待状の作製

結婚式の招待状を安く自分で作製

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封筒手紙

結婚式の招待状を自分で作ると結構大変ですが、やはり、その分安くはなりました。何も考えずにやろうとすると結構大変なので、よかったらこちらを参考にして、効率よく招待状を作ってみてください。

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1、各自、出席者をリストアップ

式場でも言われると思うのですが、まず、一番最初にやることは結婚式の出席者のリストアップです。とりあえず、親戚、仕事関係、友人と、リストアップして行きましょう。最初から夫婦で話し合いながらリストアップしていくと時間がかかるので、まず、お互いに自分が結婚式に呼ばれた人、結婚式に呼びたい人、呼ばなければいけない人を考えて例えば、「3日後の夕食後までにお互い書き出しておいてリストを見せ合う」というような感じにしてみましょう。

 

 

 

2、お互いリストアップした人を見せ合う

お互いにリストアップした人を見せ合いましょう。このときにすることは、

 

・合計人数の確認

 式場のキャパシティに収まる人数なのか? または、少なすぎて式場の部屋の広さにぜんぜん足りていないかなどの確認。

 

・呼び忘れている人がいないかの確認

 1人で考えていると忘れてしまっている人も出てくると思いますが、2人でリストアップを見せ合うことで、お互いに呼び忘れている人がいないかどうかの確認をして、忘れている人を思い出すこともあります。結婚式に呼ばれなかったというのは、結構のちのちの遺恨を残すこともあり、結婚後気まずい関係になることもあるので気をつけてください。

 

・双方の出席者のバランスを確認

 気にしない人は気にしないですが、気にする人は、例えば片方には親戚がぜんぜんいなくて、片方には親戚がたくさんいる。または、片方には仕事関係の人が大勢いて、片方にはぜんぜんいない、などのことが無いようにバランスを整える作業も時には必要です。お互いが気にしなければよいですが、結婚式の出席者っていろんな人に見られるので、気にする人はここでバランスを調整しましょう。

 

 

 

3、出席者リストの人に連絡

招待状を送る前に事前に連絡して出席確認をしましょう。6月や9月などの人気のシーズンは結構、他の結婚式が入っている人もいるため、早めに声をかけないと来てほしい人に来てもらえなくなることもあります。実際に自分がそうだったのですが、やはり、声をかけた人のなかで2人、他の結婚式とかぶって来れない人がいました。声をかけるだけでも早めに声をかけないと後で後悔するということを学んだので、これを呼んだ人はとりあえず声かけは早めにすることをオススメします。

 

また、新郎側はあまりないと思いますが、新婦側は「妊娠」「子供」などのキーワードで家を離れられない人もいて、声をかけても出席できない人も出てきます。こちらも早めに声をかけて、出欠確認をすることで人数のバランスを調整する余裕が出てきます。

 

連絡して出欠確認をすることで招待状を送るべき人数が分かってきます。

 

 

 

4、招待状の購入の前に

式場でお願いしている人はここから先は式場で手配してくれると思いますが、自分でやる人はここからまだまだやることがあります。まずは、招待状の購入からです。ちなみに、僕はネットで検索して「ピアリー」という店で購入しました。

 

招待状を選ぶ時に参考になったのが「自分が昔もらった招待状」です。ネットで招待状を見ていると凝った作りのものや、豪華なもの。きれいな物がたくさんあるのでついついいろいろと見てしまいますが、そういうものは結構高いことが多いです。

 

1つ100円の招待状を80通送れば招待状だけで8,000円。これが、一つ200円のものになれば80通なら16,000円です。一つ一つは大した値段の違いがないと思っても合計すると結構大きな値段の違いになります。

 

こういうときに友達にもらった招待状を見てみると以外とシンプルな物が多いことに気がつきます。自分で思い出してみても、覚えている招待状ってほとんどなかったです。人からもらった招待状ってそんな程度なんだなと思うと安くてシンプルでちょっと紙質が良いものなら良いかなと気がつきました。

 

 

・招待状の封筒のサイズに注意

招待状を買う時に気をつけて絶対に気をつけてほしいことは、「招待状のサイズ」です。招待状を封筒に入れて郵便局で出すのが普通ですが、郵便局で出す場合には「定型内郵便」と「定形外郵便」に分かれていて、定形外郵便になると送料が上がります。1通や2通送る分には問題ない金額でも50通とか招待状を送れば結構金額に差が出てきます。

 

定形外郵便の大きさの規定については、こちらの郵便局の「定型郵便物。定形外郵便物のサイズ、重さについて」が参考になると思います。

ここで、簡単に説明しますと、定型郵便は、

【サイズ】23.5cm × 12cm × 1cm  【重さ】50g以内

のサイズに収まっていれば良いようです。

今までもらってきた結婚式の招待状を見返しましたが、封筒のサイズはだいたい、

【サイズ】17.5cm × 12cm × 0.2cm

くらいでした。さすがに考えられています。僕はこれを知らずに安さとデザインで買ってしまったので、サイズは、

【サイズ】21cm × 14.6cm × 0.2cm

という定形外のサイズで90円では送れず、120円になってしまいました。ちなみに僕が購入したのは、ピアリーのこちらの「オペラ」という商品です。商品説明で封筒のサイズとちゃんと「定形外のサイズになるので120円切ってが必要になる」旨が書いてあったのに見落としてしまいました。注意してください。

 

 

5、招待状のサンプルを取り寄せる

僕が招待状を「ピアリー」で購入した理由は「サンプルを無料でもらえる」からです。ネットで写真を見ても、紙の質感や実際のサイズなど一度手に取ってたしかめてみたいと思っていたので、このサービスはとても助かりました。

ピアリーのサンプルは「こちら」から請求できました。一度に3つまで注文できるそうなので、うちは奥さんと10分間で好きなものを3つ選んで、10分後にそれぞれ発表して最終的に6つの中から話し合って3つにしぼりました。最初からすべて2人で話しながら決めると時間がかかって決まらなかったり、喧嘩になったりするので、こうやって効率的に選ぶとよいと思います。

DSC 2471

サンプルは注文して2日くらいで届きました。注文した招待状にそれぞれ、

・封筒

・返信用はがき

・招待状の台紙

・招待状

・受付、祝辞などを依頼する紙

が入っていました。それぞれを奥さんと2人でよくチェックして最終的に「せーの」で自分の一番気に入ったものを指差して決めました。うまくお互いの一番が一致したので、早く決まりました。そして選んだのが、「オペラ」という商品です。

 

 

6、招待状を注文する

選んだ招待状を注文します。「ピアリー」は公式サイトと、楽天の公式サイトがありますが、楽天で注文した方が楽天ポイントが付くのでオススメです。

招待状を送る枚数を事前に出欠連絡をした人から計算して算出します。一つの家族で何名か来る親戚などへは家族で一通にしたので、80名出席者がいるのですが、招待状は59通でした。事前にそこまでやっておけばよかったのですが、時間がなかったので、出席者の人数に余裕を持たせて注文してしまい、80人参加で90セット注文してしまいました。実際には、59通送るのであれば10通くらい余裕を見て70通の注文でよかったと思いました。このときの注文明細は、

・招待状 1セット150円 × 90セット

で、合計13,500円でした。式場で依頼すると1セット500円(どこまで費用が入っているかわかりませんが)だったので、かなり安くなったと思います。500円で切手無しなら45,000円-13,500円で31,500円の節約になりました。

 

 

7、招待状の内容を考える

多分、「ピアリー」じゃなくてもネットで招待状を注文したり、東急ハンズなどで買ったりしても招待状の中の文面のテンプレートが付いていると思います。そのテンプレートを利用して招待状の文面を作りました。このとき注意するのが、「必ず式場の担当者に確認を取る」ことです。招待状のテンプレートが書けたら普通の紙に印刷して、打ち合わせのときに持って行って確認してもらったり、僕の場合は遠かったのでメールで送って確認してもらいました。

プロとして文面の間違いを指摘してもらったり、受付時間の書き方などを改善してもらいました。文面が出来たらあとは、同封するものの確認です。

返信ハガキの期限も式場の人に確認をとりました。あまり遅くするといつまでも返信ハガキを出さない人が出てくるので、ハガキを出した日から1ヶ月以内に設定した方が良いそうです。

 

8、招待状に同封するもの

・返信用ハガキについて

ネットで購入した返信用ハガキには、質問事項がなかったので、

・食べ物のアレルギーについて

・送迎バスの利用について

・式場での着付、髪のセットについて

の内容を付け足しておきました。「ピアリー」で招待状を買った人は全員同じ変身ハガキだと思うのですが、その場合は、まずワードでハガキサイズのドキュメントを作って横にして、一番したに文字サイズ「7」で横長で質問事項を書くとメッセージのスペースも出来てオススメです。

はがき裏面 odt LibreOffice Writer

 

返信用ハガキの印刷で注意しないといけないのが、新郎側の招待客と新婦側の招待客用に返信先の宛名を代えないといけないところです。間違えて印刷してしまうと取り返しがつかないので注意しましょう。また、新婦の名前は入籍していても旧名で書きましょう。

こちらもワードで、ドキュメントサイズをハガキサイズにして、向きを縦にしてテキストボックスで郵便番号と名前と住所を貼付けて印刷しました。

 

・会場地図について

式場で会場までの地図をもらうとセットで3,000円と言われたので、サンプルで一枚もらって、それをスキャナで取り込んで、白黒で高解像度印刷したら結構それなりのものが出来ました。オススメです。

駐車場案内図や送迎バス乗り場の案内も同じような感じでサンプルを一枚もらって作りました。

普通の白いコピー用紙で作りましたが、これを色紙にすればちょっと高級感が出て良いと思います。

 

・その他同封資料

受付をお願いする人や余興、挨拶をお願いする人のための用紙が入っていたので、それを利用しました。また、自分の親戚の家に向かえのバスを回す予定だったので、バスが迎えに行く事と、行く時間を書いた紙も同封しておきました。

 

 

9、招待状の封筒の裏に名前を印刷し、表に宛名を書く

まずは、招待状の裏に自分たちの住所、新郎の名前、新婦の旧名を書きます。これはみんな印刷でやっていたので、ワードで作製して封筒の裏の真ん中の下くらいに印刷しました。

次は宛名を書きます。招待状の宛名は今までのもらった招待状を見てきても基本的に筆ペンで手書きだったので、手書きで書きました。封筒も高いので、間違えないように鉛筆で薄く下書を書いてから筆でなぞると間違いがないです。奥さんは言う事を聞かず、下書きをしなかったので、2枚間違えてしまい、僕は下書を書いてから書いたので間違いはゼロでした。封筒に余裕があれば良いですが、ぎりぎりの枚数で購入した場合は下書を書いてから書く事を勧めます。

 

 

10、切手を買いに行く

切手を買いにいきました。よく結婚式の封筒に使われている「ちょっとおめでたい感じ」の切手です。

 

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最初にすることは、「招待状を送る枚数」の確認です。それが終わったら、一応作った封筒に送るものを入れて郵便局に持って行きましょう。サイズと重さを量ってくれて、定形外か定型内か調べてくれます。

返信用ハガキは50円で、招待状の封筒は80円でも送れる場合もありますが、普通は90円切手で送るそうです。80円などのようにきれいに割り切れる数字は結婚式のときはあまりよくないようです。

僕は、ちょっとサイズに自信がなかったので、作った封筒を直接郵便局に持って行って確認してもらいましたが、やはり定形外郵便になってしまうようで90円では送れず、120円になってしまいました。59通送る予定だったので、1,770円も追加になってしまいました。

120円はおめでたい感じのする切手はなく、普通の切手しかないとのことだったので、おめでたい切手を組み合わせて120円にしたらどうかと郵便局の人に相談したら、普通は「切手が分かれる」ことを嫌う人が多く、1枚の切手で出すそうです。知らなかった。

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結局普通の120円切手を59枚買ってきました。帰ってから奥さんと手分けして切手張りです。切手を濡らすのは、水をいれたお皿に丸めたティッシュを入れると楽でした。

 

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11、まとめ

招待状を最初は結婚式場に依頼しようと思ったのですが、作ってみると以外に面白く、勉強になることもあったので結果的にはよかったと思います。

多分、式場で招待状を頼んでも文面などを書いて地図などを同封してくれるまでの作業で、最終的な宛名書きなどは自分たちでやらないといけないため、そんなに作業的には楽にならないと思いました。1通500円、多分切手は別だと思うので、二つの金額を比べてみると

 

【式場に依頼した場合】

(招待状500円 + 切手170円分)×59通=39,530円


【招待状を作製】

招待状13,500円 + 切手170円分×59通=23,530円


差額 = 16,000円

 

ちょうど16,000円の差額でした。正直、作業量で考えるとそんなに得にはなってないと思います。ただ、得られるものは多かったと思いますし、やってみて楽しかったので満足です。

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