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エンドロールの自作

iMovieとKeynoteでの自作結婚式エンドロールの作り方〜前編

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普通にiMovieだけで作るのが簡単で良いと思いますが、いろいろと試した結果iMovieでスライドショーを作ると単調なスライドショーになってしまうので、結局、KeynoteとiMovieを使ってエンドロールを作ることにしました。

Keynoteを使った方が写真の表現に変化を持たせることができるため演出的に面白くなります。YouTubeでエンドロールを見て参考したいと思ったものは大抵iMovieだけでなく、Keynoteを使ったりしていました。

作り方をまとめたので参考にしてみてください。作り方のイメージが湧けば他のソフトでも応用できると思います。

 

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1.必要なソフトをそろえる

・iMovie

・Keynote

 

2.YouTubeで良さそうなエンドロールを見つける

まず、最初にしたことが「YouTubeでよさそうなエンドロールを見つける」ことです。何もない状態から始めるのは結構たいへんなので、YouTubeを使って自分が真似したいエンドロールを探して参考にすると方向性を決めやすいと思います。

 

3.全体の構想を考える

いろいろとYouTubeを見た結果、シンプルなエンドロールにしました。イメージとしては画面の左3分の2が写真のスライドショー。そして、右3分の1に名前を流すというシンプルなものにしました。エンドロールって多分、いろんな動画を作った最後に作ると思うので、こんな感じに手を抜きがちになると思います。

スライドショーに載せる写真の流れを考えました。普通に二人の思い出を載せていっても面白くないと思い、プロフィール動画では二人の生い立ちからプロポーズまでだったので、今度はプロポーズから結婚式までの約10ヶ月の道のりをスライドショーで流すことにしました。

両親の顔合わせをしたり、入籍をしたり、引越ししたり、妊娠したり、結婚式の準備をしたりとなかなか忙しい10ヶ月だったので、それなりに面白くなるだろうと思って、写真を集めました。こういったときに使えるので、結婚式の準備をしている写真も撮っておくと良いですよ。

 

4.エンドロールで使う音楽を選ぶ

一番最初にエンドロールで使う音楽を選びました。最初に音楽を選ぶのはエンドロールの長さ「尺」を計算するためです。結婚式の最後なので、雰囲気を考えてバラードでも良いですし、楽しく終わりたい人は明るい曲でも良いと思います。

ぼくは、調度二人で「Oh My Dad!」という織田裕二主演のドラマを観ていて、エンディングのGReeeeNの「愛し君へ」という曲がよかったので、その曲を使うことにしました。愛し君への長さは4:19でした。

 

5.スライドショーで使う写真を選ぶ

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スライドショーで使う写真を選びます。最初の20秒くらいは披露宴のお礼の挨拶、最後の10秒くらいは締めの画面に使うので、今回、実質スライドショーを流す時間は4分19秒から30秒引くのでだいたい3分50秒くらいです。3分50秒で35枚の写真を流しました。最後の方は結構きつきつで早く流してしまったのでもう少し写真の数少なくてもよかったと思います。

ちなみに、3分50秒だと230秒で、35枚の写真を写すので一枚あたり6.5秒くらいの時間です。写真の表示時間としてはまあまあだと思います。

写真を選んだら、どこかに「エンドロール用写真」などのようにフォルダを作って、そこに写真データをコピーして移動させてください。次に、スライドショーで流す順番に名前を変えていきます。こうやって作業をしておくとあとでかなり楽になることがわかりました。

とりあえず、スライドショーで流す順番にファイル名を「1.JPG」「2.JPG」などのように変更します。

名前を変更したらサイズの調整をします。Keynote上でもできますが、最初にやっておいたほうが楽です。あまり写真のファイルサイズが大きいとKeynoteの動きが遅くなってしまいますし、画像のサイズが大きすぎて画面からはみ出ると調整が面倒だからです。ぼくは、画像をすべて選択して、「縦横比を固定」「幅900」で揃えてすべて圧縮しました。

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このときに、横向きの画像と縦向きの画像がある場合には、縦向きの画像は縦向きの画像だけを選択して、横向きは横向きと別々に作業しないといけないので面倒です。もっと小さくし他方が作業がしやすかったかもしれません。

 

6.Keynoteでスライドショーを作成する

まずは、Keynoteを開きます。テーマのおすすめは「論説」です。クリーム色っぽい背景で落ち着いた雰囲気が出ていて結構好きです。今回は「論説」を使いました。「論説」はそのままだと、スライドの下にある2本の線が消えないので、上のツールバーにある「テーマ」の横の「マスター」から「空白」を選んでください。そうすると何もない白紙のスライドになります。

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スライドのサイズにも注意してください。式場で確認してほしいのですが、画面は普通4:3か16:9のサイズになっています。古い機材は4:3のサイズが多く、新しいところはワイドサイズの16:9が使用できます。これを先に確認してから作らないと、あとでせっかくきれいに作ったのに画面が切れてしまったりするので、注意しましょう。

16:9の場合は1920:1080で大丈夫です。なるべく大きめのサイズで作った方が動画に書きだしたときにきれいになるので、パソコンの性能が許せるなら大きめのサイズで作りましょう。

 

7.一枚目のスライドでメッセージを入れる

まず、一番最初の一枚目のスライドでメッセージを入れます。ぼくが入れたのは、

「本日は、私達の結婚式にご出席頂きまして

 本当にありがとうございました。」

「これから共に助けあい幸せな家庭を築いていきます。」

「これからもよろしくお願いします。」

という3つのテキストを挿入しました。今考えたら「。」いらなかったような気がします。

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テキストボックスを使って3つのメッセージを入れたら、次はアニメーションの設定です。

3つのテキストボックスを選択したら右上にある「インスペクタ」をクリックして開きます。

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そして、テキストの「イン」と「アウト」の設定をします。これを設定するとスライドショーのときにテキストが動きながら入ってくるので、面白い演出ができます。ぼくは、

・「イン」 → 「コンバージェンス」

・「アウト」→ 「伸張」

というビルド(アニメーションのこと)に設定しました。このときに、3つのテキストを「イン」「アウト」「イン」「アウト」で1つずつ順番に表示するように設定します。全部で6アクションあるので、一番最初のテキストの「イン」を1、「アウト」を2,次のメッセージの「イン」を3と順番に設定しておきます。

これで、最初のメッセージテキストの設定は終了です。

 

8.スライドショーを設定する

テキストの設定が終わったので、混ざらないように「スライド」→「新規スライド」で新しいスライドを挿入します。ここで、先ほどファイル名をスライド順に変えた写真データをアップします。

1つのファルダに順番に名前をつけた写真を入れてもらったと思いますので、そのフォルダで写真データをすべて選択してドラッグ&ドロップでスライドに挿入します。ドラッグ&ドロップした状態だと、まだ全ての画像が紐付いているので、そのまま位置とサイズを調整します。

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ぼくのMacBookairはマジックトラックパッドなので、ピンチ(指を広げる、狭める)で画像の拡大、縮小をしてサイズを調整しました。ある程度サイズを整えたら次は位置の調整をします。

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右クリックで「オブジェクトを整列」→「中央揃え」で上下の方向と左右の方向を揃えます。ここまですると画像を均等に配置出来たと思います。

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写真に影をつけると雰囲気がでます。ちょっと浮いた感じになってかっこいいです。

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つぎに、すべてを選択したまま右上の「インスペクタ」を開きます。そして、「ビルド」で「イン」を「ディゾルプ」、「アウト」を「キューブ」にします。このへんは好みなので、他に好きな効果があればもちろんそちらを選択してください。

しかし、このままだと「イン」ですべての写真が出てきたあとに「アウト」で一枚ずつ消えて行く順番になってしまいます。演出的に格好悪いので、1枚ずつ「イン」「アウト」の順番に設定しなければいけません。

インスペクタの「ビルド」の下に「詳細設定」があるのでクリックします。すると左側に順番を設定するウィンドウが出てくるので、そちらで順番を設定してください。

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一度設定したら確認で「再生」→「スライドショーの再生」で見てみましょう。良ければ次にいきます。

 

長くなりそうなので、後半へ続きます。

「iMovieとKeynoteでの自作結婚式エンドロールの作り方〜後編」

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