トイ・ストーリーの結婚式オープニングムービーをiMovieで自作する〜その3

Openingmovie2

前回の「トイ・ストーリーの結婚式オープニングムービーをiMovieで自作する〜その2」では、

・ダウンロードした動画を取り込む

・ディズニーのオープニングロゴを消す

・ディズニーっぽいフォントのロゴを挿入する

という作業をしてきました。ここまででだいたい4分の1くらいの作業だと思います。ここからは、地味な作業とテクニックがいる作業の2つの大変な作業になっていきます。

 

スポンサードリンク

 

1.「Art text2 Light」で合成用のロゴを作る

ここから結構面倒な作業に入りますので、覚悟してください。まずは、合成用のロゴを作成します。ここは適当で良いという人は飛ばしてくれて結構です。ぼくは、なんとなく手を抜けなくて、細かいところにこだわってしまいました。合成用のロゴとは動画の一番最後にバズが出すロゴです。

IMovie12

最初は、完全にトイ・ストーリーっぽく黄色と青のロゴを作りましたが、合成のときにうまくいかなくて、時間がなくなってしまい、泣く泣く紫の文字に青枠のロゴにしました。こちらのロゴを作成するのにはソフトを使いました。

・Art text2 Light

こちらのMac用のアプリを使うと簡単にロゴを作ることができます。まずは、アプリを起動します。そして、新規を選んでロゴを作り始めます。

Arttext1

まずは、レイヤーを追加して背景を黒くします。画面の左下にレイヤーが出てくるのでロゴと背景の順番を入れ替えてロゴを上に表示させます。ロゴのフォントは「Arial Black」というフォントを使っています。サイズは「24」で、右のサイドバーで「標準カラー」を選んで、色を「青」、そしてサイドバーの下へ行って「ストローク」の幅を最大にして色を白にしています。これで、「ファイル」「書き出す」で完成です。別の色でも良いのですが、このあとにする合成の関係で黄色がうまく表示出来なかったので、青と白にしています。トイ・ストーリーというよりちょっとモンスターズ・インクっぽいロゴになってしまいましたが、勘弁してください。

Rogo1

次に、ロゴの背景の切り抜きをします。「Art Text2 Light」でもできるかもしれないのですが、ちょっとやり方が分からなかったので、普通にMacに最初から入っている「プレビュー」で行います。

まずは、先ほど作成したロゴを「プレビュー」で開きます。次に、プレビューで開くと出てくる左上の魔法のステッキのようなアイコンをクリックして出てくる「インスタントアルファ」というツールを選択します。

Rog152

そのツールで背景の黒い部分をクリックすると、背景の黒い部分が点線で囲まれます。

Rog151

そうしたら「編集」→「カット」で背景を切り取ります。すると画像を「jpeg」で保存していた場合は「PNG」で変換して保存するようにメッセージが出てくるので、「PNGとして複製」をクリックして終了です。これでロゴが完成しました。

Rog153

 

2.Keynoteで合成用の動画を作る

ここから先は少しKeynoteでの作業になります。KeynoteはMac版のPowerPointのようなプレゼンソフトで、簡単にカッコ良いスライドショーや動画を作ることができます。ここでは、その機能を活かして、合成用の動画を作ります。まず、どんな動画を作るかというと、オープニングムービーの最後の部分の加工をするための動画です。

どういうことかというと、ダウンロードしたままの動画だとこんな感じの文字や、

IMovie14

こんな感じの3Dのロゴが出てきてしまって結婚式のオープニングっぽくないですよね。

IMovie13

ですので、ここでKeynoteを使ってロゴを消すために合成する動画を作成します。

まずは、Keynoteを開いてテーマを「白紙」にして作り始めます。テーマを選ぶときに右下に「スライドのサイズ」があるので、iMovieで作っている画面の比に合わせてください。16:9なら1920:1080で縦横比が合います。こちらも最初にちゃんとしておかないと、あとでサイズ変えようとすると面倒です。

では、最初にどうやって合成するかを説明します。iMovieにはブルーとグリーンの色を透過させる機能があります。つまり、iMovieの動画の上に別の動画を重ねてもブルーかグリーンの色だったら透明な色と認識して透過させてくれるのです。昔の特撮映画であったテクニックでブルーのスクリーンの前で飛ぶ演技して、それを別撮りした空の背景に合わせると飛んでるような映像が作れるあれです。イメージはこんな感じです。

Keynote1

まずは、Keynoteの背景を「R.G.B=0.255.0」の緑にします。背景という設定はなかったので、ぼくは大きな緑の四角を作って背景全面に配置しました。

そして、最初に「JUNE.18 2010」が消えるような位置に黒い四角を配置します。ここまでが最初の準備です。

Keynote2

黒い部分の高さをどこまでにしたら良いかと悩むと思いますが、このあたりは感覚でやるしかないのでとりあえず、最初は適当に作ってあとで調整します。

次に、上に表示する名前をいれます。

Keynote4

例えば太郎と花子の結婚だったら「Taro & Hanako」のような感じで入れると良いと思います。ちなみに、グリーンスクリーンを後で使うので、ここでの文字に緑色を使ってしまうと透けてしまいます。いろいろと調整して、トイ・ストーリーのおもちゃっぽい雰囲気を出すには「赤」「青」「水色」「紫」くらいが丁度よかったです。フォントは「ヒラギノ丸ゴ pro」あたりが丸みがあってかわいいと思います。

これを、だいたい7つくらいのテキストボックスに分けて、高さをバラバラにして配置します。例えば先ほどの「Taro & Hanako」なら「Ta」「ro」「&」「Ha」「na」「k」「o」のような感じで7つのテキストボックスに分けて配置します。

これを、すべて選択してKeynoteの右上にある「インスペクタ」をクリックするといろんな加工ができるツールボックスのような物が出てくるので、黄色い四角が走っているような「ビルド」という機能を選びます。

Keynote5

ここで、するのはパワーポイントで言う「アニメーション」のような感じの設定です。ここで、「イン」という項目を選択します。これで、先ほど作ったテキストボックスが最初は表示されてなくて、あとからボタンで表示させることができます。エフェクトはシンプルな「出現」にしてください。その方が雰囲気が合うと思います。そして、順番を調整します。

先ほどテキストボックスをだいたい7個くらいつくると言ったのは、動画でウッディが上に文字を表示するときに「タッタタッタタッタタ」と7回くらいの音が聞こえたのでそれに合わせるためです。

ここまで来たらあと少しです。最後に先ほど作った「Happy Wedding」というロゴと下の3分の2を覆う黒い四角を同じように出現させます。これは、動画の最後のバズが文字を出現させるタイミングと合わせて出現さて、下の黒い部分はその後に出てくる「3D」のロゴを消すためです。

Keynote1

あまり早く下に黒い四角を出現させると、バズやウッディが見えなくなってしまうので、このHappyWeddingのロゴを出現させるタイミングと一緒で大丈夫です。

ここまで作ったら「再生」→「スライドショーを記録」でスライドショーのタイミングを記録します。そして、良さそうなタイミングでスライドショーを記録出来たら、次は「書き出し」で動画として書き出します。そして、動画が書き出せたらいよいよ最後の調整です。

 

3.Keynoteで作った動画をiMovieに合成する

Keynoteで作った動画をiMovieに合成します。最初に読み込んだときと同じように「ファイル」→「読み込み」→「ムービー」という段取りでKeynoteで作った動画を読み込んでいきます。

次にiMovieの環境設定を開きます。「iMovie」→「環境設定」→「一般」→「高度なツールを表示」にチェックを入れます。これをチェックしないと機能が制限された状態のままなので、動画を重ねて表示したり出来ないです。

こうすると、動画を重ねて表示できるようになるため、先ほど読み込んだ動画をドラッグ&ドロップで重ねたい動画のところに持っていきます。

IMovie15

そうしたらウィンドウが出てくるので、「グリーンスクリーン」をクリックします。

IMovie16

これで、グリーンのところは透過して、後ろの動画が表示されるようになります。このときに、ロゴなどで緑色を使っていると一緒に透過してしまうので気をつけましょう。青色が透ける「ブルースクリーン」を使うときは、透けさせたいところを青色にしましょう。

あとは、細かい調整です。高さがあわなくてうまく後ろのタイトルが隠れない場合は、何度かKeynoteで作りなおして調整します。結局、5回くらい作り直しました。タイミングが合わないだけなら、後から貼り付けたKeynoteで作った動画をタイミングに合うようにクリップを分割して、スローにしたりしてタイミングを合わせます。そうやってうまく表示するタイミングを合わせていきます。さあ、あと少しです!!

 

4.字幕を挿入する

最後に字幕を挿入します。これが一番楽しい作業です。普通のフォントを使っても良いですが、個人的におすすめなのが、「しねきゃぷしょん」というフォントで古い映画の字幕のような雰囲気のフォントです。こちらでダウンロードできます。

http://chiphead.jp/

あとは、どんどん右下の「T」マークのタイトルボタンからタイトルを挿入していきます。他の人の作った内容を真似すると早く作れます。ポイントポイントだけ名前を変えたりしていけばなかなか良い出来になると思います。

苦労したのが、字幕が早くなりすぎることです。やはり早すぎると読めないようで、ちゃんと字幕を理解して読んでくれていなかった人もいました。なるべく読めるように字幕の表示時間を調整して、一度誰かに確認してもらったください。初見で読めないと意味がないですので。

 

以上で、トイ・ストーリー風のオープニングムービーの作り方の解説を終わります。質問などありましたら、コメントにでも書いていただければ、時間がかかるかもしれないですが、確認して返答いたします。

by カエレバ
SponserLink