結婚式はとてもお金がかかるものです。しかも、結婚にまつわるものは他にも「引越し」「家具、家電の購入」「新婚旅行」などお金がかかるものばかりです。普段なら1万円というと大金だと思う人でも、結婚式などの高額な話になると、感覚がずれてしまってついつい財布の紐を解いてしまいがちです。
結婚式のお金も、新婚旅行のお金も同じ自分の財布から出ていきます。結婚式を1万円安くできれば、その分新婚旅行で豪華な食事ができることを忘れないように、見積もりを値切りましょう。
1.人気のない日取りにする
結婚式は縁起物なので、普段はあまり日取りを気にしない人でも結婚式くらいは、できれば「大安」にしたいと思う人も多いです。しかし、そういう大勢に人気がある日取りは値段が高くなりがちです。
逆を言えば「仏滅」などの日取りは人気がないため、結婚式場の人も値段を安くしてくれやすくなります。安くするためにあえて「仏滅」を狙って式を挙げる人もいます。最近はあまり気にしない人も多いですからね。
また、1月などの寒い時期も人気がなかったりします。他のことは気にしないという人は、あえて式場の人に安くなる時期を相談してみるのも良いでしょう。
2.値切る前にプランの詳細を詰める
値切られる方も真剣じゃない人にはあまり本気で答えてくれません。値切るときには、相手にこちらの本気を見せることが大事です。
そのため、値切るときにはその式場か、他にもう一つの式場と候補は限りなく少なくしておきましょう。まだいろんな会場を見ている途中というような状況だと相手も本気になってくれません。
プランを出来るだけ詳細につめるために、事前に二人で話し合って出席者のだいたいの人数を確定させておくと良いです。そうすることで、見積もりが細かく作れますし、相手にもイメージを伝えやすくなります。
また、料理のメニュー、ドリンクメニューも見せてもらって決めて、やりたいことも伝えて、なるべく細かく見積もりに盛り込んでもらうようにして、具体的な金額を確認するとともに、相手に本気で検討しているということが伝わるようにすると良いです。
3.値切る内容に注意する
安くしてもらう内容にも注意しましょう。
安くしてもらうなら、「式場の提供するもの」を安くしてもらいましょう。ドレスやフラワーコーディネート、写真などはもしかしたら後で店を変えるかもしれないからです。例えば、
・レンタルドレス 2着210,000円 → 2着105,000円
の場合、金額としては105,000円分安くはなりましたが、もしかしたら、結婚式場はそこにしても、ドレスショップは他に変更した場合、せっかくがんばって値切った内容が無駄になってしまいます。
また、
・フラワーコーディネート 210,000円 → 半額の105,000円
と言われたとして、そもそも元の21万円分のフラワーコーディネートがどんな物なのかわからないので、半額にしましたと言われても最初から安くするつもりで価格設定していたんじゃないかと疑ってしまいます。
こういう元の価格がわからないものや、「半額」というものは安くしてもらってもよくわかりません。どうせ安くしてもらうなら、
・送迎用バス 2台無料
・結婚式場使用料 無料
・料理Aコース1人15,000円を10,000円に
など、提供するサービスの内容が決まっているものを安くしてもらうか、コース料理など事前に内容と価格が決まっているものを安くしてもらった方が良いです。
もともと誰にでも同じサービスの内容が決まっているものは、確実に「安く」なるからです。こういう項目を理解するためにも詳細まで詰めて詳しい見積もりを出してもらった方が良いです。
あとは、打ち合わせをしてもなくならないものを安くしてもらうと良いです。例えば、
・演出の花火 100,000円 → 半額の50,000円
という形で安くしてもらっても、契約してからの打ち合わせで「やっぱり花火いらないな」と思ってしまったら安くしてもらった意味がなくなります。
4.持ち込み料の確認
結婚式場もなるべく利益を増やしたいので、自分で手配した場合に「持ち込み料」が発生するときがあります。例えば、引き出物を結婚式場に注文した場合、結婚式場からギフトショップに注文し、ギフトショップの料金に結婚式場の利益を載せて、結婚式場は見積もりに載せます。これは、結婚式場だけではなくて、いろんなところで行われている普通のことです。結婚式場もそういった利益が欲しいので、「自分でネットで安いギフトショップをお願いして注文する」と言うと「持ち込み料」が発生するときがあります。これが嫌でぼくは引き出物は直接配送にしました。
最終的に安くしたいなら、自分で手配するときもあると思うので、持ち込み料がかかるかどうか確認しましょう。一応、持ち込み料がかかりそうなものは、
・カメラマン
・司会者
・フラワーコーディネート
・衣装、ドレス
・ウェディングケーキ
・席次表
・席札
・引き出物
などがあります。ムービーを自作してきたら「機材使用料」がかかるときもありますので、注意しましょう。
5.値切るときは目標を決めておく
見積もりをもらったら目標の金額を決めましょう。たとえば、合計220万円だったら200万円など値切る目標の金額を決めておきましょう。目標がないと話がしづらいです。
6.値切るときは低姿勢で粘る
実際に値切るときには、出してもらった見積もりから目標金額のちょっと下の金額を意識しましょう。例えば、
「見積は全部で220万円です。」
「そうなんですか、でも予算は180万円くらいに抑えたいと思っているんですよ。貯金もちょっと厳しいもので… なんとかなりませんか?」
という感じに言います。あとは、粘りましょう。とりあえず、上司に相談に行くまではがんばりましょう。上司の人が出てきたら、
「両親の援助も今のところ期待出来そうにないので、なんとかもう少し安くなりませんか?」
と、あくまで低姿勢で粘ります。式場のスタッフさんとは、契約後も打ち合わせなどで何度も話す人達なので、あとで気まずくならないように、あくまで低姿勢でがんばりましょう。
相手もわかっていて、高めに作っている場合もあるので、そういうときはキリの良いところでうまく落としてくれます。
金額に納得がいったら、あとは先ほどの「値下げの内容」の確認です。衣装やフラワーコーディネートなどのわかりにくい内容だったら、はっきりとわかる内容で、式場が提供するサービスを下げてもらうようにがんばりましょう。
7.まとめ
結婚式の打ち合わせをしていると、だんだんと金銭感覚がおかしくなってきます。普段は100円高くても気になるのに、結婚式の場合は1万円単位で話がすすんでいくので、わけがわからなくなってきます。
そうなったら、「新婚旅行」のことを思い出しましょう。1万円安くできれば、その分新婚旅行で美味しいものを食べられると思えばがんばれるはずです。また、出席者が多い場合は、1人分を500円安くしたとしても、100人いれば50,000円の節約になります。こういった細かいところにも気を使うと良いです。
契約を交わしたあとでも、値切ることは可能なので、がんばりましょう。もし、契約後に値切るとしたら、結婚式直前のプランが確定した見積もりの時が良いと思います。
あと、このブログにもたくさん書いてありますが、自分で作ることで安くなるものはたくさんあるので、挑戦してみても良いと思います。ぼくは、ほとんどピアリーというサイトで購入して用意しました。
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